2006年01月08日

踊れトスカーナ! IL CICLONE

踊れトスカーナ! (1996/93分) IL CICLONE

監督: レオナルド・ピエラッチョーニ Leonardo Pieraccioni
製作: ヴィットリオ・チェッキ・ゴーリ Vittorio Cecchi Gori、リタ・チェッキ・ゴーリ Rita Cecchi Gori
脚本: ジョヴァンニ・ヴェロネージ Giovanni Veronesi 、レオナルド・ピエラッチョーニ Leonardo Pieraccioni
撮影: ロベルト・フォルツァ Roberto Forza
音楽: クラウディオ・グイデッティ Claudio Guidetti
 
出演: レオナルド・ピエラッチョーニ Leonardo Pieraccioni
ロレーナ・フォルテッツァ Lorena Forteza
バルバラ・エンリキ Barbara Enrichi
マッシモ・チョッケリニ Massimo Ceccherini

ciclone.jpg

あらすじ
トスカーナ地方の携帯電話の電波も届かないようなのどかな街に住む会計士レバンテ(ビエラッチョーニ)の家に,旅のダンサー一座が迷い込む。なんと超美人フラメンコダンサーのご一行で、道に迷ってホテルをキャンセルされてしまったらしい。しかたなく彼らに一夜の宿を提供することになった一家の顛末を描くコメディ。


解説
解説するほどの映画でもないんですけど。

新年早々、トルストイとか熱く語ったら、その反動でヴァカ映画みちゃったよー。

だって、イタリアの片田舎にスペイン美女軍団が突如降り立ち(それがオリジナルタイトルのサイクローネつまりサイクロン=台風)、男がメロメロになるという、ただそれだけなんだよー!!!
Il-CicloneDVD.jpgほーら、こんな美女が。

「絵に描いたようなステレオタイプイタリア話」をどうやらイタリアでは人気者らしい主演のビエラッチョーニが、監督&脚本&主演の三役で大奮闘。
「やっぱ、人生こう生きなきゃだめっしょ」
「うんうん、そーだね」
と映画を観ながらひとりで自問自答し、その一方でトホホ感全開という見事な脱力作品だ。

水野晴郎先生すら迷作「シベ超」において、「戦争反対」という重いテーマを(一応)訴えていらっしゃるのに、全くこいつらときたら・・・、最後のオチはそれかよっ。

美女に出合って浮かれてる男がどうやってバイクに乗るか見たい方
この映画を観てください。

そしてその浮かれた男&バイクがどうなるか見たい方
この映画を観てください。

それってドリフみたいなベタギャクじゃん!

皆さん、落ち込んでいるときにこの映画オススメですよ。

主人公がヘンテコな日本語のTシャツ着てるんですけど、その意味が・・・爆笑。

ただ、なんてのか、きっともっと面白いんだと思いますけど、いかんせん字幕でみると面白さに意外性がないんですよね。

さて、この映画は、イタリア人とスペイン人がイタリア語とスペイン語でしゃべったとき、お互いだいたい何をしゃべっているか意味がわかるという貴重な(当たり前かもしれないけど、日本人は知らない)事実を教えてくれる映画でもあります。
これが韓国と日本だったらどうでしょう?
お互い何をしゃべってるかさっぱりわからないでしょう?
つまり、スペイン語とイタリア語は「訛り」を多少強くしたくらいの違いしかないということなんですねえ。


採点:★★★★(『復活』と同じ★の数・・・・いいのか?いいよ、だって好きなんだもん)


【参考サイト】
主演&監督のレオナルド・ピエラッチョーニの公式サイト(イタリア語なので全然わかりませんが、最近の写真はすっごい太ってオヤジ化してます)

http://www.leonardopieraccioni.com/home/home.html



posted by マヤ at 21:18| Comment(10) | TrackBack(2) | イタリア映画レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>それってドリフみたいなベタギャクじゃん!

そう云われてみるとホントそのままですね。
それでも★4つで、うふふです。
Posted by しば。 at 2006年01月08日 23:22
しば。さん、コメントありがとうございます。
思い出してもトホホな映画でしたわ。
でも、やっぱり好きです。(~o~)
Posted by マヤ at 2006年01月10日 22:43
TBありがとうございました!
こちらからもさせていただきますね〜。
私は真剣に観てしまったので、
なんだかあまり楽しめなかったのですが、
たしかにドリフだと思えばおもしろいかもです(笑)
Posted by ミサト at 2006年01月12日 10:27
実はこの映画を映画館で観た記憶があり、本棚の奥の、ずーっと奥のほうから、今プログラムを引っぱりだしてきて見てるのですが……。
あれ???
「美しい大地が魅力のトスカーナ」「トスカーナと言えばワイン」「歴史と風土に育まれたトスカーナ人気質」
これは、映画の紹介というより「地球の歩き方(トスカーナ編)」?
プログラムまでドリフのノリでした。
Posted by カリメロ at 2006年01月12日 20:00
ミサトさま
コメントありがとうございました。中盤かなりダレますよねー。スペイン美女たちがみんな似たようにみえて見分けつかなかったりしますよね。
Posted by マヤ at 2006年01月16日 16:09
カリメロさま
コメントありがとうございました。
「美しい大地が魅力のトスカーナ」「トスカーナと言えばワイン」「歴史と風土に育まれたトスカーナ人気質」
それは素敵なプログラムですねー(^◇^)
映画とは全然関係ないところがツボです。
それしか書きようがなかったんですね(涙)
Posted by マヤ at 2006年01月16日 16:11
はじめまして、通りすがりのものです。

ふとしたことから、この映画を公開時に観たのを思い出したまでは良かったのですが、
【日本語タイトル名、原題、出演者】などいずれのキーワードも思い出せず、
イタリア映画の検索からよーやくたどり着きました。

しかし、結果としてはこちらで取り上げてた記事で思い出せたことに感謝します。
ありがとーございました。
Posted by ななし。 at 2007年04月27日 12:25
ななし。さま
わざわざコメントありがとうございます。
こちらのブログ、Yahooで
「イタリア映画ブログ」と入れると一番最初にでますが、「イタリア映画」だとあまりうまくエンジンにひっかかりません。
Yahooのブログ検索でイタリア映画といれると出るんですが。
ま、そんなことよりも、これからも遊びにきてくださいませー
Posted by マヤ at 2007年04月28日 00:01
物凄く前にお書きになった記事、しかもイタリア映画どころか映画にも詳しくない者がどうもすみません。マヤさんがお書きになっている「イタリア語とスペイン語の連関性」がわかるのではないかと、なんの予備知識も先入観もないままに直感でこの映画DVDを観ました。僭越ですがTBさせて下さい。イタリア映画には隣接する国々への文化や国民性に対する想いが窺えるものなのでしょうか。面白いですね。
Posted by 三丁目のルゴサ at 2008年07月27日 11:15
三丁目のルゴサさま

はじめまして!コメントありがとうございます。久しぶりに自分の記事を読み直してすこし恥ずかしくなってしまいました( ^)o(^ )
関連性というには。・・な、内容なのできっとガッカリなさったかもしれませんが、日本語字幕だけ読んでいると、「この人たちは同じ言葉で会話してるの?」と勘違いするほど、コミュニケーションがなりたっているのは私には興味深かったので、書いたのでした。
Posted by マヤ at 2008年08月03日 22:49
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