2011年05月01日

星の子どもたち

最後のキス.jpg

【あらすじ】港湾労働者がクレーンから落ちて亡くなる事故が発生する。こうした事態にきちんと対処しようとしない政治に反発して、同僚の港湾労働者、失業中の教師、刑務所から出所したばかりの元詐欺師の寄せ集め集団は、未亡人に渡すお金を作るために大臣を誘拐しようとするが…。


イタリア映画界もわりと狭い世界でまわっていますよね。女優さんはまだ分散していると思うけど
男優は何人かでまわしてるなあと。この映画もどこかで見たことがある俳優さんたちがいっぱい出てきます。

コメディなので気楽に見ることができるのですが、描いている現実は相当厳しい。

何年か前から失業問題、リストラや若年層が正規職員になれないという題材はイタリア映画によく出てきましたが、(その後日本も確実にこういう時代に近づいている)この映画はまさにそういう人たちが大臣を誘拐して身代金を得ようとする話です。

現実どおりに描くと暗くなるのをコメディ仕立てにしているけど、閉塞感にさいなまれる「今」のイタリアの空気は痛いほど伝わってきました。


今年のイタリア映画祭は、ゴリさん(ピエロフランチェスコ・ファビーノ)イヤー。
来日ゲストのなかにリスとアップされていたかは知らないけど、ゴリさん、ゴリさんの毎日。
スクリーンでも濃いし、本物がいたらもう寝ても冷めてもゴリさんだよ、強烈!なんて思ってしまいました。でも、本物は意外と渋くて素敵な気もしますがね。

この映画では汚なくてサエないゴリさんが見れますが、コメディもうまいです。


ラストがいいんですよね。私、この映画の大臣(本当は○○だけど・・・)みたいな人になりたいと思いました。役職じゃなくて、人として、ね。


posted by マヤ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア映画祭2011 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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