2006年08月04日

第63回ヴェネツィア映画祭・イタリア映画回顧上映

■イタリア映画秘史3(The Secret History of Italian Cinema / 3 )

Centennial of Rossellini, Soldati, and Visconti
ロッセリーニ、ソルダーティ、ヴィスコンティ100年祭

おお、先日日本でヴィスコンティ生誕100年祭やるのに、イタリアではやらないのかと書いていたら、ヴェネツィアでやるんですね

でも、日本ではロッセリーニ100年祭はやりませんね。

このイタリアを代表する監督たちが同じ1906年生まれというのが驚きです。マリオ・ソルダーティ監督(1906-1999)は1932年から89年までの間に、監督として脚本家としてなど実に43本もの作品を手がけています。
日本では『河の女』 (1955) 監督 /脚本 が有名。
オードリー・ヘプバーン『戦争と平和』(1956)にも参加しています。

イタリアのネオリアリズモだけではなく、スピルバーグとルーカス、中国第5世代の監督たち、日本でも黒澤明(1910)、溝口健二(1898)、市川昆(1915)、小津安二郎(1903)成瀬 巳喜男(1905)と、映画黄金時代を支えた人たちが同じ世代に属しているという共通点があるのですよね。才能はある時代にかたまって輩出するんですよねー、不思議です。


『Quartieri alti (In High Places』日本未公開(1942) マリオ・ソルダーティ監督

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(Ossessione、1943) ルキーノ・ヴィスコンティ監督

『無防備都市』(Roma citta aperta (Open City, 1945) ロベルト・ロッセリーニ監督

『Fuga in Francia (Flight into France』日本未公開(1948) マリオ・ソルダーティ監督
『アンナ・マニャーニ 『われら女性(Siamo donne)』より (1953) ルキーノ・ヴィスコンティ監督

『イングリッド・バーグマン 『われら女性(Siamo donne)』より (1953) ロベルト・ロッセリーニ監督

『ロベレ将軍』(Il generale della Rovere、1959) ロベルト・ロッセリーニ監督

bargman.jpg
バーグマンとロッセリーニ


soldati.jpg
マリオ・ソルダーティ監督(赤いベストと蝶ネクタイ!)


イタリア映画秘史3-その他

『Il feroce Saladino』(1937) by マリオ・ボンナルド(Mario Bonnard)監督

『夕陽のガンマン(Per qualche dollaro in piu)(1965) レルジオ・レオーネ監督

『Dalla nube alla resistenza』 (From the Clouds to the Resistance, 1979) by Jean-Marie Straub and Daniele Huillet(ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレ)監督

11)雲から抵抗へ Dalla nube alla resistenza
撮影/サヴェーリオ・ディアマンティ
上映時間105分/カラー/1978年製作/イタリア映画
2004年にアテネ・フランセで特集上映が組まれていました。
こちらのサイトを参照
http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/done/2004/straub2004.html
posted by マヤ at 11:19| Comment(4) | TrackBack(1) | 第63回ヴェネツィア映画祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
残念ながら、マリオ・ソルダーティは1999年に亡くなっています。
http://www.italialibri.net/autori/soldatim.html

作家・映画監督・俳優と才人だったようですが、日本ではほんとうに見る機会がないです。
フィルムセンターの「イタリア映画大回顧」で字幕付のを見ておけばよかったと、後悔先に立たず。

>才能はある時代にかたまって輩出するんですよねー、不思議です。
ほんとうに!
イタリア美術でもレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロが同じ時に活躍していたとか、なぜか天才は固まって登場するのですね。
Posted by なつ at 2006年08月04日 22:54
なつさん、ご指摘ありがとうございます。
IMDBで調べたはずなのに、何を間違えてしまったんでしょうか、早速修正しますねー。また、間違いあったら教えてくださいませ。
マリオ監督は、UPした画像のファッションだけみるとアバンギャルドな雰囲気・・・ですけど、実際どんな方だったんでしょう。
Posted by マヤ at 2006年08月07日 10:17
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
ソフィア・ローレンの「河の女」という映画の
昔の広告もとりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
Posted by kemukemu at 2007年02月18日 18:01
kemukemu さん
コメントありがとうございます。
今そちらのブログを少しだけ拝見しましたがソフィア・ローレンの「河の女」の広告見つけられませんでした。またゆっくりお邪魔しますね。
Posted by マヤ at 2007年02月21日 23:35
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郵便配達は二度ベルを鳴らす
Excerpt: ジェームズ・M・ケイン原作のハードボイルド小説を映画化。安食堂の女房と流れ者の男が共謀して、保険金目当てで主人を殺す計画を立てる。ジャック・ニコルソンとジェシカ・ラングの濡れ場が話題を呼んだ衝撃作。
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