
[あらすじ]
フランスの人気画家レイモン・ペイネの世界をアニメーションにして映画化。ヴァレンチノとヴァレンチナと名づけられた“恋人たち”が、天使と悪魔が門番となっている天国への扉をたたくところから二人の「愛の世界旅行」は始まる。そこで世界中を自由に旅行できる<ラブ・パスポート>を手に入れた二人は、あるときは気球に乗って、あるときは飛行機にのって世界を旅する。
製作:ブルーノ・パオリネッリ BRUNO PAOLINELLI
監督:チェザーレ・ペルフェット CESARE PERFETTO
テーマ曲:エンリオ・モルコーネ
音楽:アレッサンドロ・アレッサンドローニ
というイタリアスタッフの手により映画化された。
製作年:1974
[レビュー]
NHK-BSで夜中に放映していたのを偶然鑑賞。1968年に製作されたビートルズのイエローサブマリンの影響をかなりうけていると思われる。
また、ベトナム戦争&学生運動などで盛り上がっていた当時のラブ&ピースの風潮が映画に反映されていると考えるべき。サイケでポップな色あいは今見ても愛らしく全く古びていない。
この時代と現代を比べて相変わらず世界で紛争は絶えていないことに心を痛めてしまう。
が、その一方で
現代のように当たり前に世界中を旅することが、まだロマンティックな体験だったころの
まだ見ぬ世界をみたいという純粋な憧れと、国家や民族ごとの文化の違いがまだ残っていた時代へのノスタルジーのようなものも今みると感じたりする。
現代はどこの都市に行ってもたいして変わらない風景が待っているから。
日本の描写は中国とベトナムを足したつたないものだし、その一方でTVとどぎつい看板やネオンがその趣を破壊している矛盾するふたつの側面が描かれている。
それにしてもヴァレンティノとヴァレンティアはラブラブすぎて、世界を旅行しながら、お互いしかみてないんじゃないか?
ヴァレンティナちゃん、ミニスカートが短すぎてパンツみえちゃってます。(白!)
途中からパンチラ(死語)が気になってあまりほかの記憶がないのだが、ある意味、愛(エロス)こそすべて!という力強いメッセージが隠されているんじゃないかと勘ぐったりしてしまった。
でも世界中を旅行した後「本当の愛は見つからなかった」という衝撃的な台詞が待っていた。
このアニメーションはがんばって最後までみてください。厳しい台詞が待ってますから。






この映画、私もBSでみたんですが、英語でしたよね。英語版よりイタリア語版のほうが雰囲気があっていいらしいですよ。
そう、英語でした!すっごいイタリア語なまりの英語。
世界市場を見込んであえて英語にしたのかなと思ってたのでまさかイタリア語バージョンがあるとは。でも、それなら英語バージョンはもっとネイティブな英語にすればいいのにねえ(笑)
あやまっている部分は、削除してくださいね☆
よろしくおねがいします。
ペイネのイラストは、フランスがナチスに占領されていた時代、フランスの人々の心を慰めていたそうです。
そんな体験を経てきているから、ペイネの中には、政治や国家へのニヒリズムがあります。
最後のセリフも、そんな背景からきているのでしょう。
ペイネのカップルの、「自分たちのことしか見えていない状態」っていうのは、ある意味危険な姿勢ですが(笑)、つきつめると、きっとそれが平和な世界の根本なのでしょう。
なるほどーーー、ナチス時代を体験しているペイネ、荒廃した時代にあんな優しいイラストを描くというのは真の勇気がいることですよね。そういう背景を知るとあの映画をさらに深く感じることができますね。
ついでに、友達がヴァレンティノが中原中也みたいって言うんですけど(笑)髪型・・・
再度、トラックバックをためしたのですが、うーん、やはり文字化けしてしまいます。
すみません。。
ざんねんなのですが、マヤさんのブログを汚すわけにもいかないので、ひとまずトラバ、削除してくださいませ。
私の足跡はコメントで!
たしかにヴァレンティノの髪型、中原中也みたいですね。
しかし、あんなオカッパ頭している人にせまられたら、ちょっと考えちゃいますよね(笑)