2008年02月29日

破産しない国イタリア


2年前にイタリア映画祭で上映された『マリオの生きる道』という映画がありました。お役所勤めをしているマリオが自分の好きなことをして生きていく決心をするまでのお話だったのですが、正直それだけの話で、展開もまったりしているし、わたしは面白くなかったのです。

が、この『破産しない国イタリア』を読んで、この映画が描いていたことの意味がわかりました。

第7章 渡る世間はコネばかり

のなかで、イタリアで就職するにはいかにコネが重要かについて書かれているのです。


『マリオの生きる道』は、実はラストにマリオの父親が、マリオが大嫌いだった上司に払ったワイロによって、役所の仕事に就くことができたということが明らかになります。マリオはそのおことを知りませんでした。

息子のためを思ってやった父親、コネ、ワイロ、そして役所で働くことがよかれと思って生活のために我慢していたマリオ

結局マリオは、役所を辞めて自分の好きな道で生きていくことを決心します。

これは、イタリアの若者へのメッセージみたいな映画だったんですね。

そういう背景を知って観るのと、知らないで観るのとでは面白さが違うと思いました。



『マリオの生きる道』有料ですが、視聴できますよ
http://www.ondemandtv.co.jp/contents/detailvideo-17206.html



posted by マヤ at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリアを知るための本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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