2008年03月25日

モレッティ主演『caos calmo』が18部門にノミネート


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080325-00000000-vari-ent

アントネロ・グリマルディ監督、ナンニ・モレッティ主演の映画が、イタリアのアカデミー賞と呼ばれるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の全18部門でノミネートを受けたそうです。


関連過去記事

http://myvoyagetoitaly.seesaa.net/article/86770666.html

http://myvoyagetoitaly.seesaa.net/article/83407640.html

ちなみにイタリア映画祭のパスポートは早々に売り切れたそうですね。

私も買いませんでした。今年は観にいかないかも!

posted by マヤ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ナンニ・モレッティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月11日

モレッティが主演する『Caos calmo』がベルリン映画祭コンペに

7日から開催されているベルリン国際映画祭コンペ部門にイタリア映画『Caos calmo』が選ばれています。

アントニオ・ルイジ・グリマルディ監督の作品ですが主演がナンニ・モレッティで、脚本にも参加しています。

共演はヴァレリア・ゴリノ

肉親と死別してしまった中年男性の話らしい。

動画を見る限り、父親と娘の話のようですね。

イタリア映画はいつも子どもがとっても可愛いから、楽しみかも。

これは、今年のイタリア映画祭でみれるのかなー

ベルリンでは13日に初回の上映があります。





メイキング映像

posted by マヤ at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ナンニ・モレッティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

カンヌ映画祭でのイタリア作品

第60回カンヌ国際映画祭記念作品「To Each His Own Cinema」に
ナンニ・モレッティが参加している。

もうひとつ「ある視点」部門に先日このブログでも紹介した
エリオ・ジェルマーノとリカルド・スカマルチョ共演の
『Mio fratello è figlio unico 』が上映されるくらい。
過去記事こちら
http://myvoyagetoitaly.seesaa.net/article/40714488.html

あとセルジオ・カステリットの『愛のレッスン』という作品が目にとまったのですが、この上映作品どこの部門にも見つからない。すでに18日に上映済みらしいのだが。
カステリットのフィルモグラフィーにも載ってない。
は?なんだこの映画??
それを探しついでに見つけた情報『ナルニア国物語』最新作にカステリットが出演します。


なんか寂しいもんだね。イタリア映画。
去年ローマ映画祭がはじまったから余計作品がないんですかね。

canne.jpg

個人的には台湾のツァイ・ミンリャンがいたのがビックリだったわけですが。ま・・・・

posted by マヤ at 23:22| Comment(6) | TrackBack(0) | ナンニ・モレッティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

カイマーノ

日本語ペラペラのイタリア人に隣に座ってもらい、この映画の解説を聞きながら観たかった。

そんな気にさせられました。

私がこのブログを始めたのは、映画のプログラムだけでは自分が知りたいと思うことがわからず、それなら自分で調べようと思ったのがはじまり。イタリア語の勉強もそのため。(なのに今使っている教科書はエスプレッソですけどね。道のりは遠いゼヨ(^_^;)

この映画の解説も、頼むからもう少し具体的な場面の解説をしてほしいです。たとえばベルルスコーニの実際の映像が出てきますよね
EU委員会での血管が切れそうな演説。ぜひイタリアに観光に来てくれとか言ってましたが。。。この人はいっつも失言ばかりのようですが、数ある発言からどうしてこの場面を選んだのか。
そもそも何の話題のときのこのスピーチなのだろうか。
また、困った顔をして聞いている周りのメンバー、勉強不足ですが
誰が誰やらさっぱり・・・。

たとえば日本で小泉前首相がW杯の日本代表のロッカールームを訪れ
選手から「総理、感動しましたか?」と聞かれて
「感動した!」と答えて大いに盛り上がったことがありましたよね。

それはこの言葉が面白いのではなく、その前に大相撲で横綱貴乃花が怪我を押して優勝したとき小泉さんがこの発言をしたことが伏線になっているから面白いわけで。
そういう面白さがきっとこの映画にはあったと思うのですが、


わわわわわからん


総選挙が終わるまではセックスしない発言なら日本でもニュースになったからわかったと思うけど(笑)。


実はわたし、ベルルスコーニなんて嫌いでしたけど
この映画をみて、すごーーーく興味をそそられてしょうがないんです。
こんなにひどい人が、なぜに首相にまでのし上がったのか。

ただ金儲けがしたいだけで首相になりますかね?
まあ、自分の犯した罪から逃れるために最高権力者である首相になったなんて皮肉も出ますけど。

ただ薄っぺらいだけの男が、首相にはなれないでしょう。
やっぱり何かカリスマがあるはずだし、それは何か。

妙に日焼けしたスケベそうなトコロ・・・・?
娘より若い女性議員を「私が結婚していなかったら君と無人島に行く」
と口説いたトコロ・・・?


この人を好きな人は、どこが好きなのか
興味は尽きません。
この人の人柄に触れる本など日本にはないし、ウィキペディアで読むくらいしかできません、いやー、歌手だったのか。わけわからん(笑)

はて、先日の都知事選挙のときも思ったけど、
有権者って何をもって投票する人を選んでいるんでしょうね。
公約じゃあないことは確かだ。

よく知ってる人か否か、だろうか。

結局、選んでいるのは私たちひとりひとりですから。
投票しないことも含めて。

などなどいろいろ考えさせられる内容でした。

最後に観客にすべてを放り投げてしまった、ただのベルルスコーニの批判だけしてる映画で終わらせなかったのが私が一番すごいと思ったところです。

また、全編通じて、中年男性の悲哀を感じました。

旦那さんと別居してさっさとデートしている妻に比べて、プロデューサーの男性の可愛そうなこと。

伝統的な家族は崩壊し、レズビアンのカップルで子どもを育てるという新しい家族が台頭する。
そして、そんな若い娘に「なんなんだ」と驚く。

そういえば、ベルルスコーニは、ゲイの結婚を認めない発言をしたのではなかったか。
嫌いなはずのベルルスコーニ、彼を批判する映画のプロデュースをする中年男性は、むしろベルルスコーニと同じ価値観に属している人たちなのかもしれない。
保守性という意味では同類なのではないだろうか。

そういう焦りが、新しい時代の波に取り残されてる男たちの居場所のない孤独感が、ベルルスコーニの時代と密着に関連していると見るべきなのか、まあ、そこまでイタリア社会をよく知らないのですけど。

非常に刺激的な映画でありました。

やはりこの映画が今年のベストだったと思います。






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2006年08月19日

IL CAIMANO 予告編

ナンニ・モレッティがベルルスコーニの再選を阻止した?映画として、
また、今年のダヴィド・デ・ドナテッロ賞の主要部門を制覇した映画として、
何よりも観てみたい『IL CAIMANO』。

こちらのトレイラーをみつけましたのでこちらからどうぞ。

中東風の音楽にのせて、次々現れる登場人物。
この映画、キャストがとても多いのです。この予告編みながら、個性的な顔の人ばかり集めて「顔」にこだわったフェリーニをちょっと思い出しましたが、このトレイラーだけでは何の映画かさっぱりわかりませんね。
(それもフェリーニみたいといえなくもない)


moretti.jpg
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2006年05月25日

ナンニ・モレッティ、カンヌに

カンヌにて24日『Il CAIMANO』が上映されました
レッドカーペットの写真いくつか。

caimano_canne.jpg
左からマルゲリータ・ブイ、シルヴィオ・オーランド、ナンニ・モレッティ、そしてジャスミン・トリンカちゃんですねー

caimano_canne1.jpg
また、ジャスミン


caimano_canne2.jpg
またまたジャスミン♪

あと、モニカ・ベルッチがすごいドレス着て、サミュエル・L・ジャクソンと2ショットでいる写真もあったけど、それはまたねー

25日にはパオロ・ソレンティーノの映画上映があります。

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2006年03月29日

ナンニ・モレッティの新作『ワニ』(Il Caimano) ?

caimano.jpg

Yahooニュースで見つけました。こちらから。

イタリアは2週間後に総選挙があります。ベルルスコーニが再選したらイタリアを出る発言をしたウンベルト・エーコのニュースも読んだのですけど、25日付けでそれと関連して、ベルルスコーニをワニにたとえたナンニ・モレッティの映画も24日封切られたのですね。

この映画、『輝ける青春』でマッテオに思いを寄せる少女を好演したジャスミン・トリンカが出演しています。(もともと『息子の部屋』でモレッティの娘役演じていましたね)

関連サイト:『IL Caimano』映画情報(イタリア語)http://www.kataweb.it/cinema/scheda_film.jsp?idContent=302856

関連記事http://www.kataweb.it/cinema/detail_articolo.jsp?idContent=304842(イタリア語)
posted by マヤ at 11:33| Comment(0) | TrackBack(1) | ナンニ・モレッティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

親愛なる日記 CARO DIARIO

「親愛なる日記よ、この世にはぼくの大好きなことがある」

caro_diario.jpg

この一行を映画の最初にもってくるなんて、そのセンスに参りました。
この出だしだけで、もうこの映画は成功でしょう!あとは何も語ることはありません。

とはいえ、映画のごとくつらつらと語らせてただきます。

イタリアのウディ・アレンといわれるナンニ・モレッティ。とはいえ、ウディ・アレンよりよっぽどハンサムなんだけど。

私が初めて観た彼の作品はカンヌ・パルムドールの栄冠に輝いた『息子の部屋』だった。どういう監督かも知らず、どんな感動を与えてくれるんだろうと、ドキドキして観に行ったら、あまりに静かな映画で驚いた。静か過ぎて寝てしまったので、ステファノ・アッコルシが出ていたのだけど全く記憶がない。

ずいぶん後、NHKBSで「ナンニ・モレッティのエイプリル」を偶然観たら、いわゆるウディ・アレン調の「自分が嫌でしょうがない、そんな自分を笑ってみせる」作風が、私のツボにはまってしまった。こういう映画を撮っていた人だったのかと驚くやら、私は正直いうと、『息子の部屋』よりも、このときのひとり語り時代のほうが好きだ。

彼は自分について、自分の国イタリアについて、ああだめだ、どうしてこんななんだっていつも悩んでいる、自分を、そして自分の国を愛したいがゆえにその欠点ばかりが目について、ああと自信をなくし、あげく、自分がイタリア人(それより先にローマ人?)であることにストレスに感じ、自らを呪ってしまうインテリさんですね。

さて、「親愛なる日記」は、3つの話からできています。
文学で言えば随筆というか、エッセイのような作品。それぞれのエピソードは、流れる音楽で雰囲気を少しずつ変えています。
日記でいうと、今現在のページから、過去の旅行の話、自分の闘病記と、ページを何ページが逆戻りしてみて、最後にもういちど現在に戻るという順番で構成している。

T「ヴェスパを駆って」
愛車のスクーター・ヴェスパでローマをまったり巡っていくモレッティ。都市なのに、どうして人がいないの?と思ったら8月。みんなバカンスへ出かけて閑散としている。普通の家の庭に映画のロケハンをしているとウソをついて見学に入り、「どんな映画をとるのか聞かれたら、トロツキー主演のミュージカル映画を撮ると答える」とか、「フラッシュダンスをみてダンスをしたくなった」とローマを駆け抜けながら、本人のナレーションがツラツラかぶさる。このパートでは彼はほとんどヘルメットとサングラスをかぶって顔を出さず、「自分は多数派じゃなくて少数派なんだ」と訴える。かなり内向き。caro_diario1.jpg
そしてこのエピソードのラストは「そういえば見たことがなかった」と、75年に殺された映画監督ピエロ・ルイジ・パゾリーニの遺体発見現場であるオスティア海岸に行くところで終わる。友達とも家族とも誰とも会わず、話さず、ただひとりで過ごすモレッティの心象風景。


U「島めぐり」
caro_diario.jpg
『輝ける青春』にも登場したシチリア・ストロンボリ島を訪ねる話。山頂は煙がもくもくと活動する活火山、そこまで来ても友人と話す会話はアメリカのテレビドラマの話。「テレビは悪くない、寝ているとき夢を見ているのと同じだ。目を開けて夢を見ているんだ」

V「医者めぐり」
モレッティが実際にガンを宣告され闘病していた1年を振り返る。全身が痒くなって皮膚科を何件も回り、アレルギー科にも通って、薬ばかり大量に処方され、懸命に服用するも一向に回復しない。ついに、漢方医療センターで東洋医学の鍼治療を受ける。ここでの治療に安らぎを感じるモレッティ。ここが観ていてちょっとわからなかったのだが、このセンターの治療の結果、肺のレントゲンをとったほうがいいということになったのか、このセンターの治療も全然効き目がなく、咳が出たからPETを受診したのか、ちょっとわかりませんでした。私が気になったのが、レントゲン撮影の様子。日本だと歯のレントゲンでもレントゲン室に鉛のエプロンつけて閉じ込められるのに、普通の部屋で証明写真撮るみたいに撮影している。大丈夫なんでしょうか、撮影する人も普通に立ってましたけど。
caro_diario2.jpg
いろいろ検査されても一向に回復せず


私は最初のエピソードが一番好きです。
笑いと、哀愁がブレンドされているとってもセンチメンタルな気分になる。このパートが最後でもよかったような気がする。
だが考えるに、やはりこれはこの順番でなくてはいけないのだと思った。ラストシーンをああするには、闘病記は最後にもってこないといけない。
V話のラスト、「目覚めに水を一杯飲むといい」とゴクゴク水を飲むモレッティ。
このラストが彼の朝、目覚めなんですよ。今まで内向きになって、スランプになって、病気にもなって、映画製作から遠ざかっていたけど、これから精力的に活動します、という決意表明。その朝飲む一杯だったのだ。
だから、このパートを最後に持ってきたのだろう。

この映画を好きな人はきっと、こんな書き始めで、日記書いてみたくなるにちがいない。
日記というのは、日本文学においてもひとつのジャンルを確立している、日本人の古来からの得意分野でもあるわけですし。この映画を好きな日本人は多いと思う。



posted by マヤ at 00:21| Comment(0) | TrackBack(1) | ナンニ・モレッティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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