2007年01月04日

人生は、奇跡の詩

みなさま、新年明けましておめでとうございます
Buon Anno Nuovo!
ってイタリア語で言うそうです

さて、昨年末から不調でしたpcが復活しました。暇をみつけての更新がんばります。

今年はイタリア語をもっとできるようになりたいです。いややらねばなるまい。

今年の目標はベネチア(もしくはローマ)映画祭に行く!

英語勉強したほうがいいかもね


さて、新年はじめての更新は、現在公開中の『人生は、奇跡の詩』
昨年のベルリン国際映画祭に出品された作品です。
そのときの過去記事はこちらへ

http://myvoyagetoitaly.seesaa.net/article/13533175.html

メイン記事はキムロッシですが。・・・


『人生は、奇跡の詩』La Tigre e la neve

TIGRE ET LA NEIGE.jpg

【あらすじ】
アッティリオは愛する女性ヴィットリアがイラク戦争で瀕死の重傷を負ったことを知る。彼女を救うためイラクへ乗り込み、必死にヴィットリアを看病するが彼女は一向に目を覚まさない

【感想】
いやー、ベニーニが出てきたとき、正直「老けたなあ」って驚きました。
『ライフ・イズ・ビューティフル』から10年か。
ふっ、私も年とるわけだ、
おやっ、
でも、奥さんのニコレッタ・ブラスキのほうは10年前より若返ってるぞ!
「アンチエイジングのためにどういう処置を施したのだろう」

いやー、それにしても、ニコレッタ・ブラスキって何歳?
このふたり結婚して何年?
この場におよんで自分の映画で、自分の嫁にウェディングドレス着せるなんて
日本じゃありえないよなー、

自分の奥さんを使って、ここまで恥ずかしくもなく愛の物語を語ってみせるベニーニ。
いやあ、さすがのフェリーニもここまでやってないぞ。

日本じゃ、こうやって公の席で嫁のことほめる夫婦ほどさっさと離婚するんだよなー
でも、この映画奥さんがプロデューサーなんだよねー

ああああっ、映画とはぜんぜん関係ない方向に妄想がふくらみ、冒頭からストーリーに集中できず。

でも、

実はわたし、この映画とても気に入りました。


いや、大好きです


★★★★

『ライフイズビューティフル』は息子を守る話でした。本作はそのテイストを踏襲しながら、その妻バージョン。妻への愛を歌う物語です。

あえてネタバレしますのでここから先は注意。




しかも一度別れた妻とヨリを戻す話です。

壊れた関係を修復する話。

戦争は「国と国との関係の破綻」です。

破綻した関係が再び絆を取り戻すまでの愛の物語を、イラク戦争を背景に描くことにベニーニのメッセージをみました。

この映画はちょうどイラク戦争の記事が毎日新聞をにぎわしていたころに撮影され、公開された映画です。

ご都合主義の展開がなんだ、現実の戦争を題材にしておいてあまりに非現実的な話だと(ジャン・レノの演技もわざとらしいし)この映画を切り捨てるのは簡単なことです。

が、あえてベニーニは

イラクの中心で、愛を叫んだ

のです。

いや、教室でも叫んでましたね。

TIGRE E LA NEIGE2.jpg
このシーン最高!


あの教室での講義シーンはほとんどワンシーン1ショットでした。
あれだけ長いせりふ、シナリオどおりで何回もリハーサルしたのかな。
ほとんどアドリブのようでした(生徒のリアクションが素だったので)


そう、そのシーンでも言ってました。

詩を書くよりもまず恋愛しろ!と。

ベニーニは、イタリアから世界へアモーレを叫ぶアモーレ配達人なんだなあ。

54歳になっても、少年のように愛を語れるなんて尊敬いたしますよ。

自分も歳とると(いくつなんだ)、意外と若い子が愛を語る映画みるよりも
こういういい歳したオヤジが愛を語る姿に打たれます。

しかも、まあ、さすがイタリア人の愛を語るボキャブラリーには感心します。(笑ったけど)

ものすごい早口だから字幕もいいけど、吹き替えで見たいなあと思いました。


この映画を陳腐と語るのは簡単です。

でも世界のひとりひとりがこんなふうに愛を大切にすれば、悲惨なことがおこるだろうか。
簡単なことこそ、一番難しいのだ、と思わずにはいられませんでした。


さて、最後のエンドロールにイーストウッドなどの世界の名監督の名前が出てきたのですけど、ちゃんと見てませんでした。彼らに敬意を払うという意味での名前使用だったのか、、、みなさん、最後まで席を立たずに確認してみてください。

TIGRE E LA NEIGE3.jpg

人生は、奇跡の詩 公式サイト
http://www.movie-eye.com/jinsei/
posted by マヤ at 01:11| Comment(6) | TrackBack(14) | ロベルト・ベニーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

ロベルト・ベニーニとマッシモ・トロイージ幻の共演作を発掘

『ライフイズビューティフル』のロベルト・ベニーニと『イル・ポスティーノ』のマッシモ・トロイージが1984年に共演したコメディの動画を発見しました。

massimo&benini.jpg

タイトルは『Non ci resta che piangere 』(意味不明なのでイタリア語わかる方教えて!)

あらすじは、学校の先生Saverio(ベニーニ)と、学校の清掃員マリオ(トロイージ)が、イタリアの田舎で迷子になり、気がついたら15世紀へタイムスリップ。
そこで、レオナルド・ダヴィンチと遭遇し、彼にカードの遊び方を教えたり、コロンブスの航海をとめようとする。はたまた、ビートルズの曲を突然歌ったり・・・

というハチャメチャコメディですね。

早速、レオナルド・ダヴィンチにカードゲームを教える場面.
アドレスバーにコピペしてみてください。
http://www.troisi.altervista.org/piangere/video/leonardo.wmv

benigni&troisi.jpg
84年、ふたりとも若かった・・・。
ベニーニはあんまりかわってないか。。。
posted by マヤ at 21:33| Comment(0) | TrackBack(1) | ロベルト・ベニーニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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