2008年05月10日

イタリア映画祭2008 『対角に土星』

正直な話、この映画は今までのオズベテク作品の中ではもっともガッカリな出来だったのではないでしょうか。

この映画で来日するかー。

前作の『聖なる心』のほうが断然よかった。

過去記事参照
http://myvoyagetoitaly.seesaa.net/article/22136739.html

しかし、この映画をみて「なるほどねー」と思いあたることがありました。

以前イタリア語の授業で、典型的なイタリア人は、いつも同じ友達とつきあい、同じものを食べ、同じ会話をし、同じ店に行き、食事で奥さんとする会話も同じで、同じところにバカンスに行き、バカンスは海で日焼け・・・・(これespressoの教材使っている人はやったんじゃないだろうか)という内容が出てきて、「じゃあ日本に来てる先生は変わってるんですねー??」と聞いたら「うん」って。

まあもちろんすべてがそうだとは言わないけど、日本人って世界の裏側にある国の料理食べに行ったり、イタリア行っても観光地を猛スピードで回ったり、好奇心の強い国民だと思う。

はるか東の果てジパングでイタリア映画のブログ作ってる「もの好き」な私のようなヤツが何より証拠!!

それとあまりに正反対なイタリア人の話を聞いて、そのときは実はピンとこなかったのだけど、この映画をみて


ああ、なるほどねー。これが典型的なイタリア人のライフスタイルなんだ。

と「はっ」と合点がいったのです。

この映画イタリアでは大変ヒットしたそうですが、そういう背景があるのかなあと思いました。

まあ、個人的にはアッコルシは山男にしか見えないので、(フランス映画祭で上映されたGFレティシア・キャスタとの共演作での役)、

格好つけて、銀行マンやっちゃって、所詮フランス映画じゃあさあ・・キミィ〜〜っ!!!(笑)

気取ってもむだよぉ。

と、スルー。

「犯罪小説」で勝手に「ゴリ」と名づけたピエルフランチェスコ・ファビーノがゲイの役で意外といい味を出していて驚きました。

彼は「題名のない子守唄」にも出ていたし。売れっ子なんですね。


オフィシャルサイト発見!渋くきめてます(^J^)
http://www.pierfrancescofavino.it/
posted by マヤ at 22:31| Comment(2) | TrackBack(0) | イタリア映画祭2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

『潮風に吹かれて』『湖のほとりで』

『潮風に吹かれて』
アレッサンドロ・アンジェリーニ監督は71年生まれと若い。個人的に若いイタリア人の監督にもっと出てきてほしいと思っているから、応援しています。
息子役のジョルジョ・パゾッティは、『トリノ、24時の恋人たち』がイタリア映画祭で上映された2005年に来日していた。そのときは、モップ頭で、自分が俳優として日本に来て映画について話すなんて人生って不思議みたいなことを目をクリクリさせながらしゃべっていたのに、この変わりようはどうよ!!いい意味ですっかり大人の男、目にも力があって見事な演技じゃないですか。『クロイツェル・ソナタ』でも驚きましたけどね。くどいけど、あのモップヘアが・・・しかもブロンドだった。


『湖のほとりで』
このタイトルをみて、あ、去年ベネチアに行ったときこのチケットを買おうとして売り切れだったと思い出しました。私は英語タイトルをみていたのだけれど、Largo(湖)という単語を覚えている。

イタリア映画ってサスペンスダメダメなんですよね。
ガブリエル・サルヴァトーレスの『クォ・ヴァデス ベイビー?』も、サスペンスタッチなのに、展開がもったりしていて、途中から家族の話になるから(笑)
この映画も途中まではよかったけど、結局家族の話だから(笑)
サスペンスは”釣り”かいっ!って思わずツッコミたくなりました。
あと、いろんな登場人物の名前が出てきて、とっても大事な謎解きのとき、「え?誰が?それ誰?」と顔と名前が一致せずにサスペンスを楽しめませんでした。

この映画、音楽がひどい。意味もなくやすっぽいメロディーがはさまれて、映像の美しさやサスペンスが台無し。

でも、デビュー作ですから、最初から完璧な映画つくるより、欠点があったほうが楽しみです。これからもっともっといい映画をつくる監督だと思いました。




2本とも家族の話なのが個人的には物足りなかった。ああ、また。
これも、あれもという感じ。毎年そうか。などと観ながら考えておりました。

悪いのではなく、あくまで私がちょっと飽きてきたのかもしれません。
posted by マヤ at 22:46| Comment(4) | TrackBack(1) | イタリア映画祭2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月04日

イタリア映画祭2008 座談会&サイン会を終えて

いやー。今年はゲストが地味なおかげで、とてもゆっくり映画がみれますね。

座談会は昨年までのイタイ質問オンパレードの反省から?タロー氏の主導ですすんでいき、最後の30分をQ&Aにしましたが、それでもイタイ質問ばかりでしたね。

会場は通訳なしでイタリア人のジョークに反応する方が多いのに
あの質問のレベルの低さはイタイを通り越して、危険さすら感じますw

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080503-00000001-vari-ent

ここに記事がありますが、別に大激論でもなんでもなかったけど。

収穫がなかった座談会を終え、サイン会へ。


フェルザン・オズベテク監督のサインがほしい、それだけで並びました。

座談会だって、おずべてくのコメントが聞きたい、

それだけで座ってたようなもんです。

そしたら熱があるとかで、体調悪そうでコメントも少なかった。

ま、でもサイン会にきてくれて、バッチリサインと握手まで強引にしてもらいますた!
ルンルン



実は白状しますけど、去年私は時間切れでキムさまのサインをもらえませんでした。

そのときのショックといったら・・・

というか、いまだにひきずってますWW
思い出すだけで胸が痛くなるくらい苦い思い出ですが、それ以降このブログの更新が減ってるの気がついた方います?WW
そのくらい哀しい思い出です。


ま、それに比べれば今年は何年か前に戻った感じでした。

年齢層も高くなったしねえ


思うに、あの並び方に問題あり。前がつかえてヒマそうにしている人がいるんですよ。去年のキムさまもぼーっとしている時間があった。
私はそのとき、列を横切ってキムさまのとろこに直進したかったけれども、順番に全員にサインもらっていかないといけないわけだ。
ま、みんなキムさまに並ぶだろうからしょうがないけどね。

今年もオズベテクのサインだけもらえればよかったんだけど、
結局その前に2人いたから、順番に全員にもらいました。


サイン会は合同じゃなくて、それぞれゲストの上映が終わった後に個別にやるべきなんじゃないだろうか。





posted by マヤ at 02:23| Comment(4) | TrackBack(0) | イタリア映画祭2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

イタリア映画祭2008『日々と雲行き』

今年はパスポートではないし、あまりたくさん観れません。

いや、でも今日観たシルヴィオ・ソルディーニ監督の『日々と雲行き』はすばらしかった。

イタリア版『アメリカン・ビューティー』といえます。より夫婦に焦点を当てた作品です。
でも、この映画のほうが『アメリカン・ビューティー』より救いありますよ。あっちは愛がどこにもなかった。

この夫婦には愛がある。娘もかわいいしね。

それにしても音楽、構成、俳優の演技、絵作り、どれをとっても完璧に計算しつくしていて、ウウウウウッムムム、さすがソルディーニ監督。音楽がちょっと中東風で変わっていましたかね。

ちょっと長いと感じる人もいるかもしれません。しかし見ごたえのある1作です。

アントニオ・アルバネーゼは、プーピ・アヴァーティ監督の『2度目の結婚』で、ちょっと足りない男を演じていたり、もともとコメディアンだそうですが、こういうシリアスな役もうまいですね。まあ、日本でもお笑い芸人さんはみんな演技がうまいけど。


あと、マルゲリータ・ブイって、ここ数年若返ってませんか?
ソフィア・ローレンもそうだけど、なんかプラスチックサージェントしてません??と、どうでもいいことが気になったわたくしでした。妙にお肌がきれいなもんで。。。


くだらないこと書きましたが、映画はシリアスです。人事ではありません。日本で同じような境遇にある人はたくさんいると思うし、何より日本は年間約3万人が自殺する国なんですよ。うち、40代以上が全体の7割をしめ、男女比でいうと、なんと72%が男性。

こちらを参照のこと
http://allabout.co.jp/health/mentalillness/closeup/CU20060606A/index2.htm

日本でこそ、もっとこういう映画が作られるべきだと思いました。

必見の1本です。

posted by マヤ at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア映画祭2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

イタリア映画祭公式サイトオープン

 はやいなあ、今年もこの季節がやってきましたか

http://www.asahi.com/event/it08/

 気になったのはアレッシオ・ボーニの『カラヴァッジョ』がプレミア上映されるということ。っつーか、日本公開されるということは、彼、来日するの??

 冬だから今来るのは早すぎるか、

 まあ、来日したら大変〜♪

posted by マヤ at 01:40| Comment(4) | TrackBack(1) | イタリア映画祭2008 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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