2005年09月24日

第62回ヴェネツィア映画祭 動画大サービス

vienale.jpg

そろそろヴェネツィア映画祭の話題は〆にしようと思いますので、
最後にすべての作品の予告編とTVインタビュー、公式写真撮影時の様子を見ることができるサイトをご紹介します。
Rai.satのヴェネツィア映画祭特設サイトはこちら


ついでに上映前のレッドカーペットの様子がみれるこちらも楽しいですよ。
2003年からの動画がそろってます。どうぞこちらから

PhotoCallのときのイタリアカメラマンがスターをこっちに振り向かせようと声を出して呼ぶのですが、「うるさい」のが、笑えます。



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2005年09月15日

ヴェネツィア映画祭 記者会見動画

動画が無くなってしまう前に急いでUP

『輝ける青春』のニコラ&マッテオ兄弟が最共演したことが、このサイトだけで話題の映画
『"La Bestia nel Cuore" (英語タイトル"The Beast in the Heart") 』

beast3.jpg

何不自由なく幸せな生活を送っていた女性が「子どものころ父親から性的暴力を受けていた忌まわしい過去が明らかになる」という夢をみたことから突然悩み苦しむというお話。

このトレイラーはこちらです。写真をクリックしてください。

本当のところ性的暴力を受けていたのかどうか、それがただの夢なのか、そのへんがミソのようですね。

主演女優賞をジョヴァンナ・メッツァジョルノが受賞した本作、
映画上映後に行われた記者会見の動画がこれです。

クリスティーナ・コメンチーニ監督に続いて、ルイジ・ロカーショとアレッシオ・ボーニもコメントしてます。

え、何て言ってるかですって?

イタリア語わかる方、コメントで書き込んでいただけませんでしょうか?


beast2.jpg
白髪のルイジは、父親役?それとも・・・

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2005年09月14日

ヴェネツィア映画祭 イ・ヨンエが主演女優賞をとれなかった理由

9月13日朝日新聞朝刊で映画祭の総括がされてました。

・・・・・
意外だったのは女優賞。
「親切なクムジャさん」のイ・ヨンエがやさしさと冷酷さを併せ持つ女性をたくみに演じて高い評価を得ていた。
が、結果は評判がさほど聞こえてこなかった地元イタリアのジョヴァンナ・メッツァジョルノだった。
・・・・

サッカー好きなら、1966年第8回サッカーワールドカップ・イギリス大会を思い出さないといけません。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)がイタリアを破ってベスト8に進出した大会。
サッカー先進国ヨーロッパがアジアのチームに負けるなんて"あってはならないこと"だった。
『輝ける青春』でも、ニコラとマッテオ兄弟がラジオでこの放送を聞く場面が出てきましたね。
この衝撃は『奇蹟のイレブン 1966年北朝鮮 vs イタリア戦の真実』という映画にもなっています。


さて、記憶に新しいのは2002年の日韓ワールドカップ。ベスト8をかけた地元韓国と、優勝候補イタリアが激突。トッティがシュミレーションのイエローカードをもらい、2枚累積でレッドカード退場させられ、延長ゴールデンゴールで韓国が勝ったあの試合。
イタリアが朝鮮半島のチームに負けたのは2回目だったんです。

カルチョの国、イタリアはきっと心の奥底でこれらの敗戦を忘れていません。

その屈辱が忘れられないイタリア人は、今年のチャンピオンズリーグ準決勝でACミランがオランダPSVと対戦したときに、W杯の屈辱を晴らす試合のような騒ぎ方をしました。

PSVでFWとして活躍していたパク・チソン。監督はW杯韓国と同じヒディング。
パク・チソンがスピードがあり小さい体で動き回る様子をガットゥーゾが「蚊のようだ」とたとえてましたっけね。(でも、これはほめ言葉としての発言のようでした)


せっかくイタリアで開催された映画祭で、イタリア映画が振るわなかったのは事実でしょう。
その中でひとつくらい、イタリアに賞をあげたかったという意向が働いたのかなあ。


イ・ヨンエが主演女優賞をとれなかった理由は、カルチョと密接に関係していると私はわりと真面目に考えております。



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2005年09月11日

ヴェネツィア映画祭 結果発表

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◆金獅子賞
「ブロークバック・マウンテン」 監督:アン・リー
※2006年春シネマライズにて公開予定・配給:ワイズポリシー


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◆銀獅子賞
「Les Amants reguliers」 監督:フィリップ・ガレル


◆審査員特別賞
「Mary」 監督:アベル・フェラーラ


david strathairn.jpg
◆男優賞
デヴィッド・ストラーザン 「Good Night, and Good Luck」 監督:ジョージ・クルーニー
※2006年公開予定・配給:東北新社


george.jpg
◆女優賞
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 「La Bestia nel Cuore」 監督:クリスティナ・コメンチーニ

◆マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)
Menothy Cesar 「Vers le sud」

◆技術貢献賞
ウィリアム・ルブチャンスキー 「Les Amants reguliers」


george3.jpg
◆脚本賞
ジョージ・クルーニー&グラント・ヘスロフ 「Good Night, and Good Luck」


isabelle.jpg
◆Special Lion for her work as a whole
イザベル・ユペール


あーあー、ジョージ駄目だったか・・・・。脚本と主演男優受賞してるのに。
まあ監督としての経歴考えたら、順番待ちかなあ。


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2005年09月10日

ヴェネツィア映画祭 9月9日

残すところあと2日、明日の朝にはグランプリが決定しているでしょう。

とりあえず写真だけ
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おめでとうございます


katia ricciarelli.jpg
イタリア女優、カーチャ・リチアレッリ

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レイフ・ファインズとレイチェル・ワイズ、なんか、ラブラブなんすけど。


george.jpg
イタリア人監督 pupi aviati








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2005年09月09日

ヴェネツィア映画祭 9月8日

・・・残すところあと2日。
さてさて『輝ける青春』ファンの皆様、おまたせいたしました。

locacio.jpg
うきゃー、このスマイルを待ってたんです。

la bestia nel cuore.jpg
クリスティーナ・コメンチーニ監督作、コンペ部門の『"La Bestia nel Cuore"(The Beast in the Heart) 』ほらほら、ニコラ&マッテオ兄弟+美女軍団勢ぞろい。
左から、フランチェスカ・イナウディ, アンジェラ・フィノッチアーロ, ジュゼッペ・バティストン, クリスティーナ・コメンチーニ監督, アレッシオ・ボーニ, ジョヴァンナ・メッゾジォーノ、ステファニア・ロッカ,ルイジ・ロカーショ。ルイジ、主演なのに端っこ。
個人的に監督の太ももに注目。


cristina.jpg
すみません、私が代わりに真ん中へ・・・


長恨歌2.gif
コンペ部門、香港スタンリー・クアン監督の『長恨歌』(Everlasting Regret),キャスト写真をなぜか香港のサイトからゲット。なぜならイタリアのサイト探してもなかなか出てこないんです。アジアンビューティーの写真ならあるんだけど。ちょっと不平等なんじゃないかな。



stanley kwan.jpg
スタンリー・クアン監督。このポーズがわたしの、アジア人としての琴線に触れたのでついUp


さて、香港のサイトをみてたら面白い画像がありました。
ディレクターのマルコ・ミューラーさん、あら、こんなところでみっけ情報

marco1.jpg
自慢の広東語でインタビューに応ずるマルコさん


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番組のマスコット、目玉人形をもってまんざらでもないご様子のマルコさん。



garpastum.jpg
コンペ部門『Garpastum』ロシア人監督アレクセイ・ゲルマン・ジュニアを囲んで。
後列左からEvgeny Pronin, Danila Kozlovsky, Dmitry Vladimirov, and Alexander Bykovsky


実は、すでに宮崎駿監督が現地入りしてる写真があるんだけど、それはまた明日に。

















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2005年09月08日

ヴェネツィア映画祭 9月7日

8日の写真もチラホラUpされてるんですが、とりあえず7日のスターは?

valeria golino.jpg
HORIZON部門イタリア映画ファウスト・パラヴィディーノ監督作『TEXAS』に主演のヴァレリア・ゴリノ

そして
texas.jpg
これは映画の場面。『輝ける青春』をみた方ならピンとくるはず!
そう、ミレッラの子どもを演じた黒い髪と青い瞳が魅力的だった彼ですよ。
Riccardo Scamarcioリカルド・スカマーショ?です。彼はファンサイトもあってイタリアではなかなかの人気のようす。チェックチェック。


tim.jpg
7日の話題は、これ一色。ティム・バートンは日本からイタリアに行ってたのですね。
特別招待作品『コープスブライド』声はジョニー・デップと奥様でもあるヘレナ・ボナムカーター。日本でもワーナー配給で10月公開予定。

replica.jpg
『コープスブライド』のレプリカ


さて、イギリスBBCのサイトによりますと、現時点での金獅子賞予想トップは、ジョージ・クルーニー監督作『グッドナイト、グッドラック』だそうです。
批評家、観客両方の熱い支持を受けている模様。



comedian ezio greggio.jpg
映画とは全く関係ないです。
イタリア人コメディアン ezio greggioエジオ・グレッジョが、金獅子ならぬ金バクをもってポーズ。



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2005年09月07日

ヴェネツィア映画祭 9月6日

charlotte rampling.jpg
コンペ作品 フランス・カナダ合作Laurent CANTET監督の「Vers le sud 」
主演のシャーロット・ランプリング


margherita buy.jpg
やっとイタリア映画&イタリア女優登場。
コンペ作品 Roberto FAENZA監督作 「I giorni dell’abbandono」主演のマルゲリータ・バイ


stefania rocca.jpg
コンペ作品 アベル・フェラーラ監督『Mary』(伊米合作)主演のステファニア・ロッカ。
『僕の瞳の光』でルイジ・ロカーショと共演したクールビューティー。


marco leonardi.jpg
イタリア男優マルコ・レオナルディ。イタリア人マルコ・リッシ 監督による、アルゼンチンサッカー選手ディエゴ・マラドーナの映画に出演したらしいです。(コンペでもないので詳細不明、調べてみます)


guines.jpg
遅刻したグィネス・パルトロウ。上映には間に合ったようですね。







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ヴェネツィア映画祭 9月5日

Everything is illuminated.jpg
コンペでも招待作品でもない、「HORIZONS部門」での上映『EVERYTHING IS ILLUMINATED 』
左からイライジャ・ウッド、ボリス・レスキン、監督のLiev Schreiber。


gabrielle2.jpg
コンペ部門、フランス映画『Gabrielle』、左からパトリス・シェロー監督、イザベル・ユペール、パスカル・グレゴリー


gabrielle2.jpg
特別招待作品『妖怪大戦争』の神木隆之介くんと三池監督。三池監督、キャラ変わってません?


gabrielle2.jpg
グィネス・パルトロウが飛行機トラブルのため出席をキャンセルしたので、
アンソニー・ホプキンスとジェイク・ギンレイホールだけ出席。コンペ部門の作品『Proof』


sinderela.jpg
特別招待作品『シンデレラマン』のために揃ったロン・ハワード監督、レニー・ゼルウィガー、ラッセル・クロウ。へー、日本には誰も来なかったのにね。


映画祭も折り返し地点、明日あたりからイタリアの俳優たちが登場しますよ。

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2005年09月05日

ヴェネツィア映画祭 9月3〜4日

9月3日

Louis Garrel.jpg
コンペ作品フィリップ・ガレル監督の「Les Amants reguliers」。主演男優のルイス・ガレル。
イケメンなのでついUP.


miller.jpg
ヒース・レジャー主演、ラッセ・ハルストレム監督『カサノバ』に出演のシエナ・ミラー
ジュード・ロウの子どもを妊娠?という噂はどうなったのだろう。プレミアの衣装はゆったりめでしたが。

pak&yone.jpg
『親切なクムジャさん』パク・チャヌク監督とイ・ヨンエ。イ・ヨンエ肌がきれいで本当に美しいです。


9月4日

Elizabethtown.jpg
『エリザベスタウン』左からスーザン・サランドン、キャメロン・クロウ監督、キルスティン・ダンスト、オーランド・ブルーム


grim.jpg
コンペ作品『グリム兄弟』キャスト&監督。ヒース・レジャーは『カサノヴァ』『Breakback Mountain』
につづき、こちらでも登場。大活躍ですな。

grim2.jpg
くどいですけど、モニカ・ベルッチとマット・デイモン

John Turturro.jpg
こちらもコンペ部門にノミネート『Romance and Cigarettes』
監督&俳優のジョン・タトゥーロ、こちらにもスーザン・サランドン出てます。

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2005年09月03日

ヴェネツィア映画祭 9月1日〜2日

1日更新が遅れてしまったと思ったら、北野武監督の新作のニュースがいろんなニュースサイトで紹介されていましたね。
サプライズ上映といって、いきなりコンペに参入ですか・・・
日本では考えられないですね、締め切りに間に合わない作品の上映など、事務局運営に支障をきたすだけという判断で見送りでしょう。実際、そんなイレギュラーなことやったら現場が大混乱になるし、責任問題に発展しますから、尻込みですよ。いい作品なら無理してもというイタリアとの違いを痛切に感じますね。

あ、さて特別招待作品のゲストが次々登場しています。前半は盛り上げるためなのかハリウッドからのスターが多いという気がします。イタリアのスターの写真がなかなか見つからないのです。

john woo.jpg
『All the invisible children』は、世界の子どもたちを8人の監督が(スパイク・リー、リドリー・スコット、エミール・クストリツァなど)がオムニバスで映画化した作品。ユニセフが協賛している。その代表でジョン・ウーがゲストに。

maria grazia.jpg
女優でもあり、『All the invisible children』のプロデューサーでもあるイタリア人女優、マリア・グラツィア・クチノッタ。映画のコンセプトと異なるキャラ。この胸で世界の子どもたちを救おうとでもいうのでしょうか。


kitano.jpg
サプライズ参加の北野武監督。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000018-dal-ent (デイリースポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000052-kyodo-ent (共同通信)


kitano.jpg
コンペ部門、アン・リー監督の『Brokeback Mountain』監督とキャスト。
左からアン・ハザウェイ、アン・リー、ヒース・レジャー、ジェイク・ギンレイホール


brokeback mountain.jpg
特別招待作品スペイン映画『Fragile』に主演したのは、ハリソンではなく、キャリスタ・フロックハートのほう。さすが、パートナーがVIPだと扱いが違いますなあ。ハリソン目当ての人多数と思われ。


initialD.jpg
あれ、3日前まで日本にいた人たち2人みっけ。『イニシャルD』主演のジェイ・チョウと監督のアンドリュー・ラウじゃないですかぁー。日本から直接イタリア入りしたんですね。こちらも特別招待作品。


最後にこれまた特別招待作品の『Bible』監督のスティーブン・ソダーバーグ。
harison.jpg

で、イタリアの注目作品は、、、これからね。










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2005年09月01日

ヴェネツィア映画祭 8月31日

gara.jpg
オープニングセレモニーが行われる中、盛大なガラパーティーも


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今回の審査員たち(左から、米プロデューサー・クリスティーヌ・ベーコン, ドイツ人監督 Edgar Reitz , アイスランド人女優Emiliana Torrini, イスラエル人監督 Amos Gitai, フランス人監督 Claire Denise, 中国人作家Acheng 、審査委員長ダンテ・フェレッティ )


sevensword.jpg
オープニング上映された『SEVEN SWORDS』監督&キャスト(残念ながらレオン・ライの姿はないですね)


george.jpg
そしてジョージ・クルーニーが自身の監督作「グッドナイト、グッドラック」をひっさげ登場。彼はコモ湖に別荘もっているんですよね、ヴェネツィアは常連。



※使用している画像の権利はすべて著作者にあります。






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2005年08月31日

いよいよ開幕。第62回ヴェネツィア映画祭

venice2.jpg
会場準備中です。

イタリア映画紀行のブログ名に恥じないデイリーリポートをお送りします。

さて31日のオープニング上映はツイ・ハークの新作『SEVEN SWORDS』(特別招待作品)。

日本ではワーナーブラザーズが配給権を獲得し、9月下旬より緊急ロードショーが決ったそうです。
キャストはレオン・ライ『インファナル・アフェアIII 終極無間』
ドニー・イェン「HERO」
チャーリー・ヤン「香港国際警察/NEW POLICE STORY」
キム・ソヨン 「イヴのすべて」(TV)など
香港、中国、台湾、韓国のキャストが集結。
日本からは音楽監督として川井憲次さんが参加している。

主要キャストがヴェネツィア入りしていると思うので、明日のブログにUPできればいいのですが。

venice1.jpg
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2005年08月09日

ヴェネツィア国際映画祭ディレクター、マルコ・ミュラー Marco Muller

marcomuller1.jpg

8月6日付け日本経済新聞にヴェネツィア国際映画祭ディレクター、マルコ・ミュラーのインタビューが載っていました。

2005ヴェネツィア映画祭のラインアップが発表されたのが7月末。その直前に来日していたようです。
わずか28時間の滞在中に10数本日本映画の新作をチェックして中国に飛んだとのこと。その間にインタビューも受けてるのか、タフですなあ。
今年は1926-78の日本映画回顧上映と、34年以降の中国(特に上海映画)の回顧上映があるため、ラインアップ発表直前までいい新作がないか最終チェックに来ていたのではないかと思います。そのフットワークの軽さと良質な作品を探そうとする貪欲さには恐れ入ります。

日本映画回顧では28本も集め、伊藤大輔、山中貞雄など20-30年代の時代劇や、中川信夫、加藤泰、鈴木清順、深作の50年代末から70年代の映画に光をあてる。
「20年代のチャンバラ映画は歴史的な前衛作品、ロシアのフォルマリズムやフランスのシュールレアリスムと同じ重要性がある。中川や加藤はわれわれにとって現代性をもつ知られざる作家だ」という。

いやー、娯楽チャンバラ映画にこんな難しい注釈つけてくださるとは。
が、このコメントひとつとっても、恐ろしく頭がいい人であることは明白ですね。
「フォルマリズムって何ですか?」
という私がこんな人にインタビューしたら自分のアホさに打ちのめされること必須。

マルコ・ミュラーは昨年から4年の任期でディレクターに就任しましたが、それ以前からヨーロッパの映画祭のプログラムディレクターとして、主にアジア映画をヨーロッパに紹介してきた第一人者です。
なぜにアジア映画か?この人はもともと71年から78年までは中国学者&民族学者としてフィールドワークに励み、80年までイタリアの大学で研究を積む学者さんでした。

そんな経歴もあって、北京語がペラペラ。どうやら広東語もできるらしいです。(日本語も実はわかっているとか・・・)
1963年6月7日ローマ生まれ。イタリア人とスイス人の血を引く父親と、イタリア、ギリシャ、ブラジルの血を引く母親のもとに生まれる。
10カ国語は話せると言われる語学力を駆使し、大学での研究のかたわら、映画史についての書籍を出版。
78年ごろからまずトリノ映画祭で大規模な中国映画の上映を企画。80年から94年までは、ヴェネツィア映画祭のアジア映画セレクションの選定にも多大な貢献をしていた。
89年ー91年オランダ、ロッテルダム映画祭のディレクターをつとめ、Huub Bals Fund and the Coproduction Workshop (現在は "Cinemart Projects"と呼ばれる)
をはじめた。これはインディペンデント映画の製作に財政面と文化的なサポートをする機関としてヨーロッパにおいてとても重要な機関である。
91年から2000年まではロカルノ映画祭のディレクターをつとめた。

これらの活動と並行して98-02年はthe Film & Video Department of Benetton's Fabrica(通称 Fabrica Cinema)の責任者として映画製作にも進出。
プロデュース作品ですが、これまたすごい。
トルコ人監督Yesim Ustaoglu の作品、, 99年ベルリンで2つの賞を受賞したロシアのAleksander Sokurov監督作、99円カンヌで脚本賞を受賞したAdanggaman by Roger Gnoan M'Bala (Ivory Coast)、中国のチャン・ユアン監督作、イランの Samira Makhmalbaf (Iran),
そしてなんといっての一番の成功作が、カンヌ2001年の脚本賞、2002年アカデミー外国映画賞受賞したボスニアの映画「ノーマンズランド」でしょう。

それ以降にもタザキスタン人監督Jamshed Usmonovの「L'angelo della spalla destra」が2002 年カンヌの批評家週間で上映され、ロンドン映画祭、東京フィルメックス映画祭で特別賞を受賞している。

02年からは大学でアートの歴史を教え、03年からはスイスにRiforma Filmという会社を設立。これはイタリア語を話すスイス人の製作者の集まりである。同時期にイタリアにもDowntown Picturesを設立。
2004年からはローマで"Barbarano Cine Lab" projectというシネマワークショップをはじめるなど、隠れた名作を発掘するべく世界を飛び回る日々を送っている。

こういう人材がヨーロッパにはいますねえ。5ヶ国語くらいは当たり前に話す言語能力がまずすごい。考えてもみてください。日本人がプサン映画祭や中国の映画祭のディレクターなんてしないですから。

それからインテリであること、でも日本だと優れた批評家が映画製作の側に回ることはない。見る人、作る人は分かれていますよね。たとえば蓮沼重彦さんが評論&批評をしつつ、映画を製作しないでしょう。マルコ・ミュラーの場合はその垣根すら軽く超えて、製作者としても優れている。つまりお金を集められる交渉力と、才能ある人材を見分ける眼識と、行動力があるわけです。
またこういう人が責任あるポジションを任せられるという土壌も素晴らしいわけですが。

ヨーロッパのエリートの底力を感じます。

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2005年08月02日

2005年ヴェネツィア国際映画祭コンペ部門 ラインナップ決定

venice2002golden_lion_trophy.jpg

第62回ヴェネツィア国際映画祭のLINEUPが発表されました。

開催日程は8月31日〜9月10日
Director: マルコ・ミューラーMarco Muller
カテゴリーは4つ
@コンペ部門(※参照)
AOut of Competition(特別招待作品)
BHorizons「映画の新しい流れ」
CCorto Cortissimo 30分以内の短編映画セレクション

企画上映などは以下の通り
1)The Secret History of Italian Cinema / 2  1946〜76年のイタリア映画回顧
2)the secret history of chinese cinema 1934年から現代に至るまでの中国映画回顧
3)the secret history of japanese Cinema 1926年〜78年の日本映画回顧


※コンペティションのラインナップは以下の19本
(タイトルはオリジナルのまま、人名でわからないものもそのまま掲載、イタリア映画、イタリア資本が入っている映画には★)
監督名、「タイトル」、製作国、上映時間
キャストの順

★1)Pupi AVATI 「La seconda notte di nozze」イタリア(103分)
Antonio Albanese, Katia Ricciarelli, Neri Marcore

2)Joao BOTELHO 「O Fatalista」 ポルトガル/フランス(99分)
ロゼリオ・サモラ(Rogerio Samora), アンドレ・ゴメス(Andre Gomes), リタ・ブランコ(Rita Blanco)

3)Laurent CANTET 「Vers le sud 」フランス/カナダ(105分)
シャーロット・ランプリング, カレン・ヤング、 ルイーズ・ポータル

4)パトリス・シェロー 「ガブリエーレ(Gabrielle)」 フランス/イタリア(90分)
イザベル・ユペール, パスカル・グレゴリー, ティエリ・アンセ(Thierry Hancisse)

5)ジョージ・クルーニー 「Goodnight and Good Luck」 アメリカ(90分)
デビッド・ストラサーン, ジョージ・クルーニー, ジェフ・ダニエルズ, ロバート・ダウニージュニア, パトリシア・クラークソン

★6)クリスティーナ・コメンチーニ「La bestia nel cuore」 イタリア(112分)
ジョバンナ・メッゾジョーノ(Giovanna Mezzogiorno), ルイジ・ロカーショ,アレッシオ・ボーニ,ステファニア・ロッカ,アンジェラ・フィノッチアーロ(Angela Finocchiaro)

★7)Roberto FAENZA 「I giorni dell’abbandono」イタリア(96分)
マルゲリータ・バイ, ルカ・ジンガレッティ, ゴラン・ブレゴヴィック

★8)アベル・フェラーラ「Mary」イタリア/アメリカ(83分)
ジュリエット・ヴィノシュ, マシュー・モディン,フォレスト・ウィッテカー

★9)フィリップ・ガレル(Philippe GARREL) 「Les Amants reguliers」フランス/イタリア(178分)
ルイス・ガレル, Clothilde Hesme, ジュリアン・ルーカス

10)アレクセイ・ゲルマン ジュニア(Aleksey GERMAN JR)「Garpastum」ロシア(114分)
Chulpan Khamatova, Evgeny Pronin, Danila Kozlovsky

11)テリー・ギリアム(Terry GILLIAM) 「グリム兄弟(The Brothers Grimm)」英国(120分)
マット・デイモン, ヒース・レジャー, ジョナサン・プライス, モニカ・ベルッチ

12)スタンリリー・クアン 「Changhen ge China」香港(120分)
サミー・チェン, Tony Ka Fai Leung, Jun Hu

13)アン・リー 「Brokeback Mountain」カナダ(134分)
ジェイク・ギンレイホール, ヒース・レジャー, マイケル・ウィリアムズ, アン・ハザウェイ

14)ジョン・マーデン 「Proof」英国/アメリカ(100分)
グィネス・パルトロウ, ジェイク・ギンレイホール,アンソニー・ホプキンス

15)Fernando MEIRELLES 「The Constant Gardener」英国/ケニア/独(128分)
Ralph Fiennes, レイチェル・ワイズ, Hubert Kounde, Sidede Onyulo

16)マニュエル・デ・オリヴェイラ「Espelho magico Portugal」(137分)
Michel Piccoli, Marisa Paredes, Leonor Silveira, Ricardo Trepa

17)パク・チャヌク 「親切なクムジャさん (Sympathy for Lady Vengeance)」韓国(112分)
イ・ヨンエ, チェ・ミンシク, Kwon Yea-young, Kim Si-hu, Nam Il-woo

18)ジョン・タトゥーロ 「Romance and Cigarettes 」アメリカ(115分)
ジェームス・ガンダルフィーニ, ケイト・ウィンスレット, スーザン・サランドン, クリストファー・ウォーケン

★19)Krzysztof ZANUSSI 「Persona non grata」ポーランド/ロシア/イタリア(110分)
Zbigniew Zapasiewicz, ニキータ・ミハルコフ, Jerzy Stuhr, Remo Girone


イタリア映画は19本中6本しかありません。
その中で注目はなんといっても6)クリスティーナ・コメンチーニ作品でしょうか。
ルイジ・ロカーショとアレッシオ・ボーニがまた共演していますね。

ヴェネツィア国際映画祭公式サイト(伊・英)
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